ガーシー議員はなぜ当選したの?公約の内容や当選後の役割はなに?

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ガーシー議員が国会に参加し、「議場での陳謝」をすることが注目を集めています。

しかし、いまのところ帰国せずに陳謝動画を国会に提出。これを国会は返却、ガーシー議員はこのままだと除名処分が濃厚のようです。

そもそもですが、ガーシー議員はなぜ当選できたのでしょうか?今回は議員としてガーシーさんに期待していることや、公約の内容について調べてみました。

ガーシーはなぜ当選したの?

ガーシー議員が当選した理由ですが、YOUTUBEやツイッターなどのSNSの力が大きいようです。

また、彼が掲げた公約も今までにないもので、これも票を集めた要因となっています。

ちなみに得票数は約29万で、参議院でこれほど票を得た人はいないくらいにすごいことなのだとか。

東谷さんは29万票ぐらいの票を獲っているんですかね。衆議院議員で29万票の票を獲っている議員っていません、もちろん小選挙区制だから。それから全国の知事市長でも28万票を獲るって大変なことなんですよ。

news.yahoo.co.jp/articles/b524e44fc83975e73bedb8374d5390bc0ca28fcc

圧倒的なYOUTUBE登録者数

引用:businessinsider.jp/post-256713

まず、ガーシー議員には圧倒的なYOUTUBEの登録者(現在はアカウント停止)がいました。昨年7月9日時点で126万ですので、はじめからある程度の票の獲得は見込めますね。

また、以前から参議院選挙は著名人が出馬することもめずらしくないため、ガーシー議員の出馬もあまり違和感はありません。

さらにはYOUTUBEの「切り抜き」が今回は選挙活動に大きな影響を持っていました。自民党もSNSには今までにないくらい注力していたとのこと。

自民党は今回、かつてないほどに動画コンテンツに力を入れていました。

引用:businessinsider.jp/post-256713

各政党や立候補者がSNSに取り組んでいる中、すでにSNSで”ガーシー”という知名度を確立させていたため、この段階で1歩2歩さきを行っていたことになります。

公約の内容は”47の暴露話”

ガーシー議員が選挙時に公約として掲げていたのは”47人の暴露話”です。

当選したのちには実名で暴露するとのことでした。これによって、特にチャンネル登録者の得票は増えたでしょう。

NHKや民放での政見放送では、47パターンのイニシャルトークで裏話を語り、当選したのちには実名で暴露すると公約として掲げました。またYouTubeの「ガーシーch」でも暴露を続けるというスタイルで、得票数への影響を与えたとみられます。

引用:businessinsider.jp/post-256713

公約についてはこの”暴露話”のみで、政治的な公約はありません。

党首の立花孝志さんも、得票はほとんど登録者だったのではないかと話しており、単純な知名度といえど、ものすごい影響を与えるようです。

立花氏は、選挙が終わった翌日に公開したYouTube動画でこのように発言しています。

「100万人以上のYouTubeの登録者(で)、28万票くらい獲りましたよね、ガーシー。(中略)この後、YouTuberがどんどん選挙に立候補するなと僕は思ってます。これまでのポスターを貼って、地べたを這うような、握手をしてみたいな政治家がどんどん減っていくと思っています」

引用:businessinsider.jp/post-256713




ガーシー議員当選の狙いや役割は?

圧倒的な知名度や人気で当選したガーシー議員ですが、彼に期待していることは何なのでしょうか?

これについては党首の立花孝志さんが話しています。

政治の”不正”を暴くため

ガーシー議員に期待していることは、”政治関係の暴露”です。暴露によって不正を行っている議員の辞任やなんらかの処分をすることで、政治を是正していこうというわけですね。

これは立花孝志党首の狙いであり、もともとは彼がガーシー議員を引き入れたようです。

同党の立花孝志党首(55)は、ガーシーの役割について「国会議員の不正、経済界の不祥事を暴いていくのが仕事」と説明し、公約通り47の暴露話を公開すると改めて約束した。

nikkan-gendai.com/articles/view/geino/309982

実際に映像でも話しています。

暴露については昨年1回しています。しかし、スキャンダル的な内容でインパクトはうすく、暴露による効果はなかったようです。

確かに、“下の話”はスキャンダルとしては面白いですが、政治記者であれば耳に挟んだことのある内容だったので、それほど驚きはありませんでした。もっと政治家としての不正を暴くような内容かなと思っていたので肩透かし感は否めません」(政界関係者)

引用:nikkan-gendai.com/articles/view/geino/309982/2

その後は暴露はしておらず、海外から戻ってきていません。日本に帰れないことで、情報収集もできないためでしょう。公約もそうですが、陳謝に関してもどうなるのか。

今後のガーシー議員に注目したいと思います。