最近カワウソの虐待について、ニュースで取り上げられていますね。
SNSにアップした動画が、カワウソを棒でたたいているもので。これが虐待だということで飼い主は書類送検になりました。
この飼い主の方、実は22万人のフォロワーがいるインスタグラマーだったようです。自ら動画をアップしているようですので、なおのこと情報が伝わるのが早そうですよね。
飼い主は警察の調べに対し、「餌をやるときに嚙まれるので、しつけとして行った。虐待ではない」と話しているようです。
動物なので噛むことはあるかと思いますが、そもそもカワウソって凶暴なのか?どんな動物なのか?調べてみました。
カワウソって?(コツメカワウソ)
今回飼育されていたカワウソはコツメカワウソという種類です。
コツメカワウソは東南アジアに生息し、群れで生活します。体長は40~60センチ程度、体重は3キロ~5キロ程。甲殻類、昆虫、貝類、魚類、爬虫類などを食べます。(Wikipedia参照)
コツメカワウソは海外から輸入されますが、高額で取引されるため密漁や密輸が相次ぎ、現在は絶滅危惧種に指定されています。正規輸入は禁止となっているので、今後飼育は難しい動物ですね。
凶暴なの?
かわいいカワウソですが、
凶暴になるときはあります。
こちらはカワウソのさくらちゃん。夢中になっているところに飼い主さんが手を出してしまいました。ただ噛んだ後の振る舞いから、いけないことをしてしまったということはわかっているようですね。
興奮してしまっているときや、餌を食べているときは特に、抑えが効かず、邪魔されると噛みつきます。カワウソの噛む力はとても強く、噛まれると大ケガする恐れもあるほどです。動物園だとロープに噛みついたりして遊んでいますよね。自分の体を顎の力で支えてしまえるほどですので、相当強いことがわかります。
こちらはカワウソのげんた君。楽しそうに遊んでいますね。やはり噛む力は相当強そうです。
こんなケースも・・・
思っているより危険な面もあるカワウソ。サルをかみ殺してしまう場合もあるようです。
(刺激が強いので、YOUTUBEのリンクのみ貼っておきます)https://youtu.be/cB9ZDFUtteE
いろいろなメディアでカワウソを見ますが、普段のイメージからは想像つかないのではないでしょうか?やはり野性味が強く、一度スイッチが入ってしまうと、こうなってしまうんでしょうか?
これは群れですが、1匹とはいえこれだけ凶暴になってしますとなかなか手が付けられないですね。しつけがとても難しいように思いますね。
まとめ
とってもかわいいカワウソですが、以外にも凶暴な一面があることが今回わかりました。
とはいえ動物ですし、人間が好きで飼育したり触れ合ったりするので、理解しないといけない部分ですね。何事も正しい理解と認識が大切ということで、今回は終わりたいと思います。